◆迷うと言うことは、どちらも正しいということである。変化の多い方を選べ。
「迷うと言うことは、どちらも正しいということである。変化の多い方を選べ。」
何かをするとき、複数の選択肢から選ばなければいけない時ってありませんか?
誰かに、AとBからどちらかを選んでくださいと選択を迫られる状況ではありません。
自分で発意して、選択肢を作ってどちらがいいか選ぶ場合のことです。
身近なことなら、どこかへ行くときA道を経由していこうかB道を経由していこうか、それともC道にしようかと、複数の選択肢があるような場合のことです。
この選択肢として挙げた時点で、この複数の案はどちらも正解なのです。そもそも、間違いを選択肢に挙げることはないでしょうから。
もちろん最初はたくさんの選択肢を挙げることとなるでしょう。その中から最適なものを絞り込んで最終決心のための最良の選択肢を2~3個挙げることになります。
この時点では、どれを選んでも正解、どの案を選んで行動してもほぼ同じような結果、成功できる案になっています。
ただ、この期に及んでもどちらにしようか迷いがちですよね。そこで、冒頭の言葉、「迷うと言うことは、どちらも正しいということである。」を思い出してください。
そして、最終案を決心するにあたっては「変化の多い方を選べ。」も。
どの案の正解なら、変化の大きいほうが成果も大きいからです。
◆今ある自分は、自分が為してきたことの結果にすぎない。
今ある自分は、自分が為してきたことの結果にすぎない。
全ての事象には原因がある。何もないところには何も生まれない。0(ゼロ)に0(ゼロ)をかけても0(ゼロ)のまま。
原因と結果の法則という本もありました。
何でこんなことになっているのだろう?
いつからこうなったのだろう?
欽ちゃん(萩本欽一)が昔、なんでこーなるの?って言ったましたけど、、、、
全ての事象は、なるべくして そーなってるんだよ。ってことです。
現状を変えるために過去にさかのぼることは出来ないけれど、未来をより良くするためには、今を頑張るしかないですね。
◆10分あれば机上は片付く
終業の10分前から片付ければ、定時に机上はすっきり片付いています。
いやいや、10分は長くね?3分・・・いや2分もあれば片付くでしょ。
まぁ、毎日片付けていてれば・・・の条件付きではありますが。
いづれにしても、職場のデスク片付いてますか?
個人情報など情報の管理について意識せざるを得ない昨今、私の職場でも机上に文書を残したままの帰宅はご法度となりました。
終業時刻10分前、10分あれば机上は片付く。
机上にあるものを抽斗(ひきだし)に収納すれば片付きます。
両袖机なら余裕。
片袖机でもなんとかなるでしょう。
ひきだしのない人は・・・。書庫、本棚かなー。
にしても、当日の仕事に必要なものだけを机上に出して使う、使い終わったら元の位置に戻す。これをを習慣づければ、数分で片付けられます。
スッキリとした気分で帰宅し、明日もきれいなデスクで気持ちよく仕事しましょう。
◆人物は、意欲6割、能力2割、人間性2割
人事部で勤務していた時に、出会った言葉です。
人物評価や、人事異動などどうしても他人を評価しなければいけません。他人を評価するとき、能力をまず第一に見ていきがちです。次に人間性。特に、コミュニケーション能力ですね。
しかし大事なのは「意欲」だということです。
困難にぶち当たったとき、それを乗り越える原動力は「意欲」です。意欲=やる気がなければ、そこで思考がストップしてしまい、いくら潜在能力が高かろうが、人間性が良かろうが乗り越えることはできません。
やる気さえあれば、やる気が残っていれば、そこからでも進むことができ、問題も解決できます。
試験で判定できる能力よりも、その仕事に対する意欲を持っている人を登用したのは言うまでもありません。
◆過去を否定しない。肯定して生きる
「原因があって結果がある。」とよく言われます。
今ある自分は、過去の自分の考えや、それに基づく行動の結果なのです。
いやいや、あの時は、友達に何かを言われてとか、先輩の勧めでその行動をとったという方もおられるでしょう。
でも、最終的に決心して行動したのは、あなたですよね。あの時の行動は間違いだった、ああするべきではなかったと過去を否定しても、さかのぼって修正してくることはできません。過去は変えられないのです。
同じ失敗を繰り返さないことや、新しい発見をするため、過去に学ぶこと、反省することは必要です。
しかし、あの時のあの行動は間違いだったとか、こうすべきだったと過去を否定することは不要です。
繰り返しますが、過去にさかのぼってその時の行動を修正することはできません。
また、その時の行動は、当時のあなたの最善の選択だったはずです。今、あなたがおかれている現状、今の環境で考える最善とは違うはずです。
仮に、さかのぼって過去の行動を変えることができたとしても、時間が経過して周りの環境が変われば、その結果は間違いだった、失敗だったという結果になるかもしれません。
当然の結果としてある今を力強く生きましょう。
◆誰を選ぶかから始める
「何をすべきか」ではなく「誰を選ぶか」から始めれば、環境の変化に対応しやすくなる。
仕事、プロジェクト等を始めるとき、まず第一に「何をすべきか」を考えがちですが、「誰を選ぶか」「誰に任せるか」「誰と一緒にやるか」を考え、組織を構成するところから始めると、変化に対応しやすいということです。結局、大切なのは「人」ですね。
◆仕事の主動と受動
仕事は「ただ、やりたいことをしているだけ。」
やらされている、とか後に見返りを求めると腹が立つもの
ローンの返済や家族を食わせるためと思うと、気持ちのゆとりがなくなり失敗する。